扶桑武侠傳 リプレイ

ロール&ロール」誌第13号の『扶桑武侠傳』(公式ページはこちら)リプレイ。
合間にルールの説明を挟みながら、格好いいPC達によって、順調にセッションが進んでいきます。


途中、PCに襲い来るロボ猿。
更に襲い来る“赤鉄猩猩”。

今度は赤い猿か、多分、前の黒いヤツより3倍速いと思うよ。


宦官を倒して陰謀の話を聞き出そうとするPC。

  双面真人:「宦官の私に誘惑なんぞ、無意味じゃぞ。女めっ!」
宋伊吹:……[五段階活劇]。
双面真人:「あなたは可愛い人でしゅ」


一人、天蒼派*1の宋伊吹が東廠*2の白面郎と対峙する場面。

  白面郎:「ブァカ者がァアアア、東廠の科学は世界一チイイイイ!! 見よ! この白面郎の腕の力は作られておるのだアアアア!!」(異常に興奮する小林さん)
白面郎:「この左腕の“孔雀砲”。思う存分、味わうが良いイイイイ!!」(また、武侠で銃を出しちゃった小林さん)
ジョジョ


生き様を貫くと言う宋伊吹に対抗して、矢張り生き様を貫く白面郎。

GM:面白いし、僕も興奮してきたし、こっちも貫きますね。こっちの生き様は「科学力」です。


えっと、これは、何色の『扶桑』なんですか、小林さん?
昼のセッション如きでデザイナーに勝ったと思っていた僕が甘かったようです。


でも、相手が生き様を貫いても「こんなヤツに貫く生き様なんて、僕にはありませんよ」とハードボイルドな路星空。
話すら通じない“赤鉄猩猩”を、「殺すのは可哀そう。作られていいように使われているだけなのに」と歌によって諭し、更にそれに生き様まで貫いてしまう包春流。
そして、つっけんどんなキャラクターを演じることで他の武侠の格好よさを引き出し続けた希杖。本人もかなり格好良かった。見習いたい。
(主にPCのお陰で)いい場面も、沢山ある所が流石です。


井上鮭さん演じる宋伊吹も、〈推理〉の功夫*3で施設の委細を推理して情報を集めたり、大活躍です。

追記。
武侠迷から聞いたのですが、どうやら古龍*4とかの武侠小説では、ロボ猿も「科学力」の生き様も、或いはロシア製の拳銃までも、既に出ているみたいです。
無知な自分が恥ずかしい……。

*1:医術に秀で、武器の使用を禁じている門派。

*2:色々な物を発明する所。ロボ猿もここの製作。

*3:技能。

*4:武侠小説の大家。