Song Seeker

著者の弟子である井上鮭「五つの花」と比べることで、「リプレイを書くのが巧いというのはこういうことか」と理解。
流石は師匠です。
「五つの花」での掛け合いから、一行抜くと、ぐっと引き締まって、「Song Seeker」に近付くのかなあ。隣り合ったセリフに同じキーワードが入っているのは、あまりよろしくない気がします。
対話文て書かないので、ちょっと分からないんですが。
(僕が編集した「老人と手紙――WoD リプレイ」では全然意識していませんでした。反省)


さて、「Song Seeker」最終回の内容ですが、なんと、未完でした。
最後に著者小林正親と、更に、原作者門倉直人の言葉で連載は締めくくられ、続きは2006年発売の単行本に譲るそうです。


ううう、弦なき竪琴が出ている……。
それほどユルセルームに触れた期間は長く無いので、実はヘリアの学院が出ても、感動は物凄く大きいわけではありません*1
でも、『魔法使いディノン』の経験から、(「ロール&ロール」初期の)『ローズ』小説から、弦なき竪琴とその奏者ユーヌリオンには、少なからぬ思い入れがあるので、その名を見た時、一瞬頭がぼーっとするくらい、感動してしまいました。
イーフィーの反応も、とても嬉しい物でした。


今回のファインプレーは、レーゼとイーフィー(のプレイヤー)の、龍召喚コンボですかね。
流石は、クリーチャーマニュアルを愛読している井上鮭さんです。

*1:これがフェリアだったら、また話は違ったのですが。