初ゲヘナ

ゲヘナ 〜アナスタシス〜』の添付シナリオの二つ目「アクバルと40人の盗賊」のプレイヤーをしました。
このシステムは初めてのプレイです。
GMもこのシステム初めての筈なんですが、よく柔軟に対応してくれました。
あと、よくルールに習熟している人向けなのか、僕らはてんで駄目で、戦闘で死にそうなところ、何とか助けてもらって感謝です。


ロール&ロール」Vol.16での特集「ゲヘナインパクト!」を読んだ時には戦闘と、特殊能力の種類の多さと、「住んでいるのは神と天使とのゲーム盤である」というしか特徴の無さそうな印象でしたが、実際やってみても戦闘が特徴的なんだろうなあというシステムでした。
あとはSNEらしく、解決すべき課題を見せてそれをどう解くか、というシーンで展開するのだな、という添付シナリオをやっての感想です。


ただ、サンプルキャラクター(の紹介法)は面白い。
僕が選んだのは「幻鏡使い」というサンプルキャラクター。
ゲヘナ』の舞台であるジャハンナムは砂漠の真ん中にあるのですが、砂漠といえば蜃気楼。
その蜃気楼が実体を持ったのが幻鏡と呼ばれる物で、砂漠の中では重要な資源となっているようです。オアシスの幻鏡から水を引いたりして。
その幻鏡を一瞬だけ発生させて、不確定だけど何らかの効果をもたらすのが幻鏡使いです。
で、その能力に興味があったわけではなく、このサンプルキャラクターを選んだのです。
理由は……「こんなプレイヤーには幻鏡使いがお勧め」の項目です。


・何かを召喚して使いたい
・所詮この世は本当か幻か分からないと思う
・口癖で「ちょっと待って」「今のナシ」と言ってしまう
いつもいつも「ちょっと待って」「今のナシ」と言ってしまう僕には、これしかない、というわけで、選びました。
他にも「こんなプレイヤーには黒炎妖霊使い(魔法のランプからジンを出す)がお勧め」では、

・砂漠と言えばランプの精だ
・自分は攻撃しながらも、仲間の援護を行いたい
・ご主人様と呼ばれたい
と、何故か三段落ちのお勧めが載っているのです。


この本ではこの項目が一番のお勧めです。


あと、シナリオは何が拘りなのか、シナリオを読むまで、プレイヤーをやっただけではさっぱり分かりませんでした。
初見じゃ分かり難いと思うので、GMは事前にちょっと考えておいた方がいいかも知れません。
添付シナリオに相応しい主題だと思うんで是非。