キャラクターの強さ
もう何回に渡るんだか分からない『クリスタニアRPG』のオンラインセッションが、ようやく終了しました。
クリスタニアRPG (fukkan .com―ブッキングTRPGシリーズ)
- 作者: 水野良,グループSNE
- 出版社/メーカー: ブッキング
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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もーりょさんのサイト「もーりょの空想」はこちら→□■□
誰でも参加できるフォーセリア関連の辞典があります。勿論クリスタニア辞典も。
僕も二、三項目書かせてもらいました。
あと、「ソードワールドを考える」内の「フォーセリアの神話」がとても素敵ですんで、ご覧ください。
さて、リプレイをアップする前に*1言っても仕方無いのですが、「NPCが強かったな」という印象の強く残ったセッションでした。
戦闘で強い、という意味ではありません。まあ戦闘も強くて、僕達は負けてしまったんですけど(笑)。
NPCの誰も彼も、ありきたりじゃない、と言うか、ありきたりかどうかが気にならないような、ちゃんと人間らしい内面を持った人達でした。動物である眷族さえ*2。そして、それがストーリーと合致していて、よく引き立っているんです。
そうなったら(ある程度GMに素養が必要ですが)そのキャラクターが極めて魅力的に描けているわけで、我々プレイヤーは、主役に相応しいほど自分のキャラクターを描けているか見ると、とても敵わないわけです。
これを指して「強い」。
これは、GMは事前にシナリオを用意しておけるんだから、ある程度必然。今回はもーりょさん演じる沈黙の民のモーフが何とかそれと対を張れるほど「強」かったんですが、武装ラーダプロジェクトの二人はあんまり対抗できていなかったんじゃないでしょうか。いや銀狼のフレンははよかったから、殆ど僕だけか? あれ?
ま、まあとにかく、プレイヤーキャラクターを演じてストーリーと合致して人間的な深みを出せてというのは中々難しいわけで……と、一般論にしてしまえば何とかなるかな?
とにかく、今まで(今回のセッションに限らず)漫然とプレイヤーをしてきた中では僕は、そんなに「強い」キャラクターを演じられなかったわけで、目の覚める思い。
今回PCであるモーフとフレンがNPCに対抗して見せたことで、プレイヤーとしてもできることが証明できて、まだまだRPGには可能性が秘められているなあ、と、こうしてまとめておけばいいかな?