ネック・アストリー

舞城王太郎の文庫版の『NECK』最初の短編小説「a story」を読みました。

NECK (講談社文庫)

NECK (講談社文庫)

これだけが小説で、あとは脚本や絵コンテのようです。『獣の木』にシフトしちゃったので全部読むのは大分後かなあ。『山ん中の獅見朋成雄』も『SPEEDBOY!』も好きなんで。


荒唐無稽だったりそれでいて妙に地に足の着いた感じのする展開の落とし所が、「自分が気にするほど他人は自分の身体を見てはいない」っていう詰まらないところというのが好ましい。
こういう感じで、目を逸らせ逸らせしながら自分の好きなことをするように、RPGシナリオを作ろうとしていたなあ。


八月に映画がやるし、今現在、ツイッター小説「the seventh」も進行中のようなのでよければどうぞ。
映画:http://www.project-neck.com/pc/movie/
ツイッター小説:http://twitter.com/search?q=%23neckthe7th