チェンジリング:ザ・ドリーミング

後輩の『チェンジリング(Changeling: The Dreaming)』セッション「冬を告げる音」。
冬の到来を感じさせる素敵なシナリオでした。『チェンジリング』であることと「暗黒の世界」であることを両立させたいい題材。


暗黒の世界には昔から妖精がいて、彼らは夢に溢れた人間のいた昔と、無機質な現代とを比べて「昔から今に至るまで、春夏秋、とたとうべき歴史が流れてきた。もうすぐ冬が来るだろう。どうしよう」という危機感を抱いていました。
なんと、秋である現代では、妖精そのままの姿では存在できず、人間の体を借りて、即ちチェンジリングとしてしかいられないのです。もし冬が来たらどうなってしまうのでしょう。


そんな絶望感を、プレイヤーにまで叩き込まれるようなシナリオ。題材の時点で僕は越えられてしまいました。トホホ……。
まあしかし、そのお陰で彼が「タイム・オブ・ジャッジメント*1をやりたくなりました」といってくれたのは僥倖。まさかチェンジリングでも終末を体験できるとは。大期待です。
これで本当、心置き無く新しいワールド・オブ・ダークネスに移行できます。
(といいつつも、旧作もやりそうですが)


それにしても、一年前の自分の訳文を見せられるのは恥ずかしいですな……。今だってまともな日本語を作っているわけじゃないんですが。
しかし昔の方がやる気は感じられました。

*1:WoD各シリーズに到来する、各世界観での終末。その為のシナリオ集が出ている。