ワールド・オブ・ダークネス リプレイ

セッションが終わり、終電を逃し、だらだらと一人暮らしの人の部屋で夜を明かしました。
その部屋に入るなり、言われました。


「 『ロール&ロール』みして」


えっと、買った僕も、まだろくに読んでいないんですけど?
その人は『ワールド・オブ・ダークネス』のリプレイを読み、始終笑っています。
GMによる序文だけ読んだ僕だって、期待を膨らませていたのに。

ほら、もしかしたら今回のリプレイが日本における『ワールド・オブ・ダークネス』のスタンダードになっちゃったりする危険性があるわけですから。(中略)迂闊なことはできないだろうって思ってたんですよ。ええ。普段みたいにイスラームがどうの自爆テロがどうのみたいなところに、そうそういっちゃいけないと。

ほほう。賢明な判断ですな。
そのすぐ後に、SNEの友野詳さんがプレイヤーに入ると分かった時のGMの言葉。

これはいかん。全力投球で迎撃しなければ。迂闊がどうの、インシャアッラーがどうのいってる余裕はない。

……ええと……。
小説家の桜庭一樹さん、土門弘幸さんを迎えると知ったGMは、更にテンションを上げていきます。


だから、とても、楽しみにしていたんです、リプレイ本編。
それを僕より先に読んで、僕等がカントとかデリダとかカニバリズムとか真面目な話をしている間ずっと笑い続けて、終わった後の一言。


 「コメントし難いね」


お終いです。