ブライトストリング

秋発売予定のシステム『異界戦記カオスフレア』のリプレイ前編です。
新作と言うことなので読んでみました。


いいリプレイです。遊び方がよく分かる。
ゲームフィールド大賞で準入選を取った時の製作者小太刀右京がGM、同じく三輪清宗、FEARの菊池たけし、遠藤卓司、矢野俊策がプレイヤーです。
お手本として、いい面子が揃ったのではないでしょうか。


以下、ちょっと、僕が書くと嫌みったらしく見えてしまうかもしれませんが、差し引いて読んでください。他意は無いので。
前後編に分けたので贅沢な誌面の使い方ができて、そのため、彼等のプレイの様子が、よく分かります。
GMが「これも演出なので、適当に喰らうなりなんなりしてください」と言ってみたり。
ハンドアウトに書いていることは、プレイヤーが逆らうことはできないので、その内容を別のPCが“予言”してみたり。
プレイヤーが予定に無い演出をしたのでGMからテイク2の声が掛かったり。
ああ、我々は、間違っていなかったのだなと。そんな安心感を覚えるリプレイでした。


あと、内輪ネタで盛り上がる場面が多いのも。
こう言うと非難しているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
FEARのRPGをやっていて一番盛り上がるのは、やっぱり、内輪ネタの部分なんじゃないかと、そう思うのです。
彼等は、あまりいい顔をされないこの事実を、体を張って示してくれたのです。


ところで、(この世界の)織田信長が美少女と知って我が目を疑った僕は、釣られてしまったのでしょうか……。