街道に潜む罠

ソードワールドRPG』、でした。
シナリオは『ソードワールドツアー3 ファンドリア』所収の「街道に潜む罠」です。
一人、あまり時間に余裕が無い人がいて、キャラクター作成もルール説明もルール把握も楽なシステムになったのです。『ファンドリア』にはサンプルキャラクターも載っていますしね。

折角ファンドリアが舞台、ダークプリーストもダークエルフも使えると言うのに何故かサンプルキャラクターにはそれらがいません。
なので結局、皆キャラクターを作ることに。

  • ティス・ジャナリック

人間族の貴族生まれの男。ファイター1、ソーサラー1、レンジャー1、セージ2。
この人のレンジャー技能が無ければ我々は死んでいたかもしれない。
苦労人とNPC攻略担当。

  • テンビ

25歳、人間族の男。ファイター2、バード2、セージ1。
一行の主戦力。いやはや、助かりました。鈴と念仏で呪歌を歌います。

  • ノイ・ヂイト*1

ファンドリアのルールを利用したダークエルフ族の女。シャーマン1、シーフ1。
一人魔法抵抗力の高いのがいるのは、非常に心強かった。シーフ技能も大活躍。
太腿に生命の樹*2の形の切り傷が残る。

  • “耳欠け”のドリスピ

15歳の女ハーフダークエルフ。ダークプリースト(ミゴリ)2、ファイター1。
自分の耳を奪った姉であるダークエルフへの復讐を誓っている。姉の顔は忘れてしまったがその腿に自分で付けた生命の樹の形の傷は忘れない。
ハーフダークエルフの場合は経験点減無し、更にはミゴリ*3の使用を認めてくれたGMに感謝。
「魔法」の欄に「暗黒語(デーモン・スクリーム)」と書く時にちょっとどきどきしました。


さて、いよいよセッションですが、残念ながらオフィシャルシナリオのため、内容については割愛。
賄賂、裏切り何でもありのこのファンドリア、勿論そのようなイベントばかり、PCから積極的に犯罪行為を仕掛けることまであります。
やがて、GMが雰囲気作りのためにちょっと漏らした言葉の裏にすら、陰謀の臭いを嗅ぎ取る始末。
普段はNPCに優しいプレイヤーまでも「何か今日の俺はいつもの俺じゃない」とか言いつつ、喜んで敵を殺しに掛かったり捕虜を悲惨に扱ってしまいます。
ワールド・オブ・ダークネス』では、悪事を働き過ぎると〈道徳〉を失って、以降、そういったことに良心の呵責を覚えなくなってしまいますが、この「街道に潜む罠」をプレイした結果、セッション終了時には、プレイヤーがみんな、〈道徳〉が1〜2減少してしまった模様です。
いやあ、笑った笑った。
「お前、それ〈道徳〉下がってるぞ」なんて、言い合いながらセッションしました。
このシナリオを WoD にコンバートしても、面白いかもしれません。


久々に『ソードワールドRPG』をしてルールを思い出してしまったので、そろそろ『ファンドリア』のシナリオ3「汝、定めに従うべし!」の準備をしますかねえ。リアセフォーが出てくるやつです。

*1:いとうのいぢとは関係無い、と言い張っていました。

*2:そういえば昨晩は、アクエリオンの最終回でしたね……。

*3:ロール&ロール」Vol.14にて追加。