笑の大学

人に勧められて『笑の大学』を観ました。映画の方です。
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内容は全然予習していなくて、『笑の大学』っていう題名から「笑いを作ることに関してのドラマなのかな」というくらいの認識しか持たずに観始めました。


だから、まず冒頭で紹介される時代設定に脱帽です。
検閲官がいる時代、この時代を選ぶとは、凄い。頭いい。
更に、何やらよく分からないけど偉そうな人が出てきて、その人が通る時には周囲の人が頭を下げる。
また別の人の場合は反対に、只の警備の人にすら頭を下げるほどの腰の低さ。
勿論この二人が主人公なわけです。


冒頭ほんのちょっとの間にこれだけ見せてくれたのですから、もう本編に期待しないではいられませんでした。
満足。


この映画で一番好きなキャラクターは、主な舞台となっている部屋の、ドアです。
雄弁なドアでした。