イン・アンド・アウト

中学生だか高校生の時に『イン・アンド・アウト』を観ました。
確かそれは「淀川長治最後のお勧め作品」だか何だかいう宣伝文句に騙されたのでした。
内容も一向に確かめず、当然紹介もせずに友人を誘って行ったのですが、それでも付いて来てくれて、感謝。
映画館では舟を漕いで、終いにはお休みになっていましたけれど。
こんな映画を勧めた淀川長治が分からなくて、必死にそれを理解しようと思ったのだけど、やっぱりただの馬鹿馬鹿しい映画という印象しか持てませんでした。
今でははっきり、そういう映画だったのだなと、思えます。
「何でゲイがイン・アンド・アウトと関係あるんだろう」だなんて無邪気に考えていました。


さて、そんな思い出話とは全然関係無いんですが、最近、インプットとアウトプットの効率が格段に悪くなってきています。
RPGのシナリオの話です。
以前はインとアウトが1:1くらいの割合だったのに、今では10:1くらい、このままいくと今年の終わりには100:1くらいになって、インプットが追い付かなくなって、シナリオなんて作れなくなるかも知れません。
恐い恐い。


それでも、インプットがあって、それでシナリオ作りが進むならいいんですが、かえって止まってしまうということもあって、尚更困ります。
北村想の『寿歌』*1を読んで、混乱して、手が止まってしまいました。
誰か何か教えてください(笑)。感想だけでもいいです。


観たばかりの『アンダーワールド』をそのまま『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』と『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』のクロスオーバーでやろうなんていう気楽さを、また取り戻す必要があるなあ。
難しい顔しっぱなしはよくない。

*1:而立書房『北村想の劇襲』所収