映画祭最終日

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭から帰って来ました。
色々考えさせられたので、行ってよかった。
やっぱり自分が好きな物については、議論できるようにしておかないとな。


今年、一番面白かったのは、タイ映画の『シチズン・ドッグ』です。
もし日本で公開されたら、皆さん是非観に行ってください。

陽気なギャングが地球を回す

四人のちょっと変わった特技を持つ人が、組んで銀行強盗をする話。


何の問題も無く面白かった。
服のセンスが最高。
でも、「こういう映画なら日本人は巧く作れるのになあ」とちょっと悲嘆。形が定まっているものは面白いのですね。

血の涙

韓国の時代劇。プラス推理映画。
日本だと一昔前に撮られたような時代劇なんですが、主張したい物があるんだなということがひしひしと伝わってきました。
その点邦画は……。
この映画も賞を取ったらしく。まあ、アンパイですね。


授賞式で審査員の言った「人は過ちを繰り返すというメッセージ」という選評を聞いて、僕の評価も一気に変わった映画です。
それに気付いてからはとても好きな物語になりました。
観れてないなあ……。

クロージング

閉祭式です。
ここでも、映画祭中ずっと楽しませてくれた、AIR-G'の坪田佳代子さんが司会と知って大喜び。
司会がまず巧いし、それに何より、映画が好きなことが伝わってくるので非常に楽しい人です。
空気も読めるし。


閉祭式では『プロデューサーズ』が上映。
絶対に大コケするミュージカルを作って、それによって大儲けしてやろうと企むプロデューサー達のミュージカル。
を映画にした物。
久々にミュージカルを観ましたが、楽しい物ですね。