Endless Winter

チェンジリング:ザ・ドリーミング』の終末史劇「終わりの無い冬」の第二話です。
今回こそネタバレを回避して無駄に「Time of Judgment」の希少価値を高めてみようかと。
そんなわけでセッションレポートでなくただの雑感です。


「『チェンジリング』ってこんなんでいいんですかね」と言いながらとんでもないキャラクターをする後輩に、ストーリーテラー含め皆で「OKOK」と声を掛けながら進んでいくのが常態です。
「こんなんでいいんですかね」とは言いながら、その人はきっと行動している最中は、そんな心配をしていないんじゃないかと僕は思っているのですが。
でも、そのくらいの方が、本当は面白いんです。よくできるんです。
へたに「『C:TD』らしくしよう」と考えてプレイすると、非常に詰まらないキャラクターにしかなりません(僕に限らず)。
ストーリーテラーがちゃんとシナリオとストーリーテラー・キャラクターでその辺は補完してくれるんだから、のびのびとやればいい。
極端な話、シナリオを壊す勢いで(笑)。
今回も、全然ストーリーテラーの考えない結末になってしまったらしく、史劇全体の構想を一から練り直す必要が出来たんじゃないかと思うんですが、キャラクターが生き生きとしていると、それでもいい気がしてしまいますね。
(ごめんなさい、ストーリーテラー
あと、僕と、上の話とはまた別のプレイヤーは、ストーリーテラーが「こうなったらどうしよう」と思っている方向へ確信犯的に進めようと考えていましたしね。
そんなことをしたら、また、今後の展開に困るだろうということは、ちゃんと分かっていながら。
やっぱり世界を色々見たいなあと。
と言うか、そっちの方が面白いだろうと。
(ごめんなさい、ストーリーテラー
これもちゃんとストーリーテラーを信頼しているからできるんですよ。
ストーリーテラーは上手に『C:TD』らしさ、「終わりの無い冬」らしさを出してくれているんで、安心して好き勝手できるんです(笑)。


ただ、一つ、この史劇において心配事があって。
「日本で唯一の『終わりの無い冬』の史劇が、我々のやっているような物でいいんだろうか」ということです。
日本唯一ですよ、言わば日本一ですよ。
もし他にも『終わりの無い冬』を遊んでいる/いた一座*1があるのなら是非お教え願いたく。
そうしたら安心して今の方向を維持できますんで。
そうじゃなくても僕に止められる勢いじゃありませんが……。

*1:troupe。ストーリーテリング・ゲーム用語で、プレイグループのこと。