カットスロート・プラネット

「ファイティング・ダンジョン」の続編が載るというので買った「RPGamer」Vol.13。
やる機会が無いので取り敢えず『カットスロート・プラネット』の話だけでも。

ロールプレイング・ゲーマー vol.13―TRPG専門誌 特集:海賊旗を揚げろ!!

ロールプレイング・ゲーマー vol.13―TRPG専門誌 特集:海賊旗を揚げろ!!

紹介とリプレイを読む限り、極めてオーソドックスなスペオペっぽい。
ルールも、『サタスペ』や『まよキン』と違って普通っぽい。
驚いた。
やっぱりデザイナー名を見ただけの予断はよくありませんね。


舞台は「第二太陽系」と呼ばれている太陽系。我々の太陽系の、ずっと未来の姿のようです(何故「第二」と付いているかは後述)。
そこは「力や金が正義だ。勝てばいいのだ」という地球帝国と巨大企業に支配されてしまって、一般人は不満を募らせながらも何をする力も持ちません。
そんな中、自由の為に立ち上がり、正義の為に戦い、民衆が憧れる存在、正義の宇宙海賊をするのが『カットスロート・プラネット』のようです。


「一騎打ちをする」「敵に向かって名乗る」など名誉ある行動をとると《名誉/オナー》が貯まり、逆に宇宙海賊の名を汚すようなことをすると(あと、判定でファンブルすると)《/シェイム》が貯まるというルールが大きな特徴の模様。
《名誉》が貯まるとPCを成長させられ、《恥》が貯まると《弱点》が付いてしまうようです。
普通に英雄をやるゲームっぽいですね。
戦闘は、リプレイを読んだ感じ、少なくとも人間が銃や拳法で戦う白兵戦と、一人一つ持っているロケット同士で戦う宇宙戦闘があるようです。
結構死にそう。
あ、部位別ダメージなのには驚きましたね。


で、何故「第二」太陽系なのかというと、我々の太陽系とちょっと(大きく)違った所があるから。
・ロケットの燃料は燃素フロギストン
・各惑星には地球人以外の宇宙人がいる。リゾート惑星である土星にはカエル人が住んでいたり、学術の中枢である天王星では知性を与えられた動物が生まれている。
――辺りが取り敢えず分かりました。


TRPG発売カレンダー」によるとメインデザイン速水螺旋人でルールデザインは河嶋陶一郎だそうです。どう違うんだろう?
あと、このページのイラストちょっといいですね(笑)。