Hikiプラグインの作り方 第二回 HTML表示プラグイン
前回は、HTMLタグを表示する時には直接全部書く以外の方法はしないように、という警告で終わりました。
何故なのでしょう。
結論から言うと、僕の勘違いでした。
プラグインで、引数の文字列中の「<」や「"」なんかをエスケープしないと、表示が崩れてしまうと思っていたのですが、実際やってみると、きちんと「<」や「"」に変換されるようです*1。*2
というわけでこの話題お仕舞い。
とにかく、Rubyのメソッドの戻り値が、表示されます。
これが分かるだけで、大分色々なプラグインが作れるでしょう。
あとは、表示するテキストをどうやって組み立てるかという問題なのです。
def img_a(img_src, link_uri, text = '') %Q|<a href="#{link_uri}"><img src="#{img_src}" alt="#{text}">#{text}</a>| end
画像を使ってリンクを張るプラグインです。
画像のURI、リンク先のURI、テキスト(省略可)を置きます。
{{img_a(https://twintails.chat/theme/twintails/twintail_fox_small.png https://twintails.chat/ ツインテイルズ)}}
URIとテキストを、空白ではなく改行で区切ることもできます(長いので折り返されているかも知れませんが、画像用のURIは一行です)。
{{img_a https://twintails.chat/theme/twintails/twintail_fox_small.png https://twintails.chat/ ツインテイルズ }}
通常Rubyのメソッドの引数はカンマで区切りますが、Hikiでは空白や改行でも区切れるのです。