ビーストバインド

(旧)ビーストバインドのオンラインセッション二回目。


前回は、僕のキャラクター剣持捨子(魔剣。中学生)のクラスメート白川美奈が、遠足の日の放課後、家に帰って来ない、という母親の電話を受けて、担任の大江葉二(鬼。教師)と捜索を始めてお終いでした。
今回は更にキャラクター(エドガー。伝説の住人。売れない芸人)を一人増やし、前半はその人が事件に関わるまでを描きます。いやこれがとんでも無いキャラクターなのですが、僕の筆力ではその魅力を伝え切ることは不可能と思い断念。
彼は芸人としての相方が行方不明になるところから事件に絡んできます。捜索中に大江先生と出会い、協力して二人の行方不明者を探すことに。
そして大江先生の召喚した七匹の子鬼によって白川美奈は見付かるのでした。


でもなあ、僕のキャラクター、クラスメートなのに見付けられなかったなあ……。
このゲーム、キャラクターがロールプレイで稼いだ「罪」とか「愛」を消費して、場面に登場できるんですよ。だから、いいGMはそれを尊重して、ご都合でPCを立ち合わせたりしないんですね。そのさじ加減が何とも難しく。
うん、いいゲームです。


見付かった美奈は、でも様子がおかしい。ぼうっとして、呼び掛けても耳に入らない様子です。
ここで大江先生の「愛」により、ようやく捨子登場。でも、できること、無い……。
一方エドガーは、相方が見付けられません。上の場面に合流するか、それとも相方を探しに行くか、プレイヤーは葛藤します。そこで絆判定で決めることに。相方への絆判定は成功。「愛」を一点稼ぎ、相方探しを続行することになりますが、プレイヤーはますます困った様子(笑)。今度は伝説の住人のエゴ「目立ちたい」判定で成功して「罪」をゲット、そしてそれを言い訳に場面に登場するのでした。


僕は「そろそろPCが互いに半魔と認識した方がいいよなあ」と思って、エドガーを挑発。「その頭の電球は目立つな……」
何故頭に電球かは……まあ、そういうキャラなんですよ。芸人だし。
調子に乗って「目立ちたい」と更に電球を取り出すエドガーの頭に、「破壊したい」で“思わず”魔剣を振り下ろす捨子。
残念ながら(幸い?)剣は外れるのですが、そんなことはどうでもよろしい。本命は、PCしかいない(美奈は正気を失っている)状況で、捨子が魔剣であることが露呈し、芋づる式に他のPCのこともばれるという状況なのです。
が、誤算。捨子の人間性はまだ高く、正体がばれ難い……。
当然のように捨子の正体を探る判定は失敗し、その場は事無きを得、大江先生と捨子は美奈を家まで送り、エドガーは相方探しを続けるのでした。
次回に続く。


サイコロの目にやられましたね。
いいゲームです。
思うように進められないというところが、新しい。
いや、古いんですけど。