違う歌 或る秋の物語

今日は『ローズ・トゥ・ロード』(再販版)のゲームマスターをして来ました。
何度も何度も、自分のことをストーリーテラーと言ってしまう僕、僕に対して、ST、と呼び掛ける『ワーウルフ*1』STに微笑ましさを感じつつ。


サークルの新入生に何故か「ワールド・オブ・ダークネス」(展開が終了した方)と、『アリアンロッド』『無限のファンタジア』が流行してしまっていたので、「ワールド・オブ・ダークネスは早過ぎる。アリアンとムゲファンはもう卒業しろ」*2との思いを込めて、『ローズ・トゥ・ロード』のシナリオ「違う歌 或る秋の物語」*3をプレイしたんです。


彼等向けの説明も考えました。
「これは『ソードワールド』や『アリアンロッド』、『無限のファンタジア』の親戚のようなシステムです。」と。
そして参加した人に、シナリオの力で衝撃を与え、そして可能性を感じさせようと思ったんです。


しかして結果は……。
衝撃は与えました。きっと、こんなシナリオは、彼等には思い付かなかったんじゃなかろうか。今はその凄さが分からなくても、多分、二年、三年後には、思い出してもらえると思います。


ただ。
『ローズ』に悪印象を持たせてしまったかもしれません。
これは完全に、僕のせい。僕が悪い。
何の前触れも無く、一撃死じゃ、そりゃ、不満ですよ。
そして、キャラクターが死んでしまうと、その衝撃は大きくて、その他のことも冷静に判断できず、不満を持ってしまいますよね。
セッション評価の基準が出来上がっていない、この時期ならば、尚更です。


本当、惜しいことをしました。
本当、穴があったら入りたい。自分を、殺してやりたい。
今度会った時には、まず、今日のことを謝ります。


ちょっとした判断ミスでも、大変なことになります。

*1::ジ・アポカリプス

*2:この辺はサークルの事情や僕の考え方と密接に絡んでいます。一般論ではありません。念の為。

*3:サプリメント『ザ・ストレンジソング』所収。