復讐の神

今回は高慢と嫉妬の神ゴーヤマーと恨みと復讐の神ミゴリの紹介です。共に邪神。
「第一回が邪神だったから最後もそうしてみた」とのことですが、もしかしたら、『ソード・ワールドRPGツアー3 ファンドリア』が人気出たりなんか、したのかもしれませんね。


それぞれの神の「神格と教義」「神殿と組織」「サンプル・キャラクター」「特殊暗黒魔法」が載っているのですが、ミゴリの方は上級者向けと断って「ミゴリPC」の項目まで設けられています。「復讐の為に旅に出、その過程で冒険者になる」キャラクターは、気を付けさえすれば、PCにできるからです。
昔じゃ考えられないなぁ。


感慨深いのがミゴリです。
ソードワールドの世界フォーセリアでは、ミゴリの前にも復讐の神が紹介されていました。
あのアシュラムと魂の戦いを繰り広げもしたバルバスです。
同じ教義を持つ別の神が存在する。そんな世界に、フォーセリアもなったのだなぁ。
混乱する設定ですが僕はこういうの好きなので大歓迎ですよ。
他の世界だとグローランサのエルマル、「西風の皇子」シリーズのエトクスなどがありますかね。
同じ復讐の神と言ってもミゴリとバルバスでは教義に微妙な違いが見られるのもツボです。


この記事はもう終わりですが、連載を纏めて大幅に加筆して、本になって出るみたいなので期待しましょう。
ソードワールドのサポート記事は、次々号から別の形で始まるとか。


追記。
指摘されたのですが、『クリスタニアRPG』を読むに、バルバスは竜王に殺されてから復讐を司るようになったのかも。上だとその前から、と取れますね。