ウルトラバイオレットを殺してしまいました。

サークルで『グローリアス・サーガ』をやった後ご飯を食べて、今度は『PARANOIA』のカードゲーム『Mandatory Bonus Fun Card Game』をみんなでプレイしました。
『グローリアス・サーガ』の話もしたいのですが、コンベンションテストプレイなので割愛。
そんなわけでパラノイアカードゲームです。
http://www.trpg-labo.com/modules/pukiwiki/?paranoia%2FDNCPCG


普通にプレイすると、確かにあの馬鹿馬鹿しい腹の探り合いとも呼べないような物と、アルファ・コンプレックスにおける「忠誠心」のあほらしさがよく分かりました。
ゲームで勝てるようにプレイすると、それらが実感できるんです。よく出来ているなあ。
普通にゲームとしても、面白いですし。


ただ、RPGと大きく違うのは、ほいほいとセキュリティクリアランスが上がり、しかも上位のクリアランスの人間にも普通に傷を負わせられること。
終盤ではブルー一人、グリーン一人、インディゴ二人、そしてウルトラバイオレット一人という高クリアランス状態でミッションに挑みます。
ミッションは極々簡単なものだったのですが、それゆえに状況は混沌と。
各種の利害の一致による協力と裏切り等の応酬の結果、ウルトラバイオレットに上り詰められながらもクローンが最初に全部尽き、更に裏切り者扱いされてセキュリティクリアランスが下がったプレイヤーは惜しくも脱落。勝利したのはそのプレイヤーを殺し、ミッションを達成してセキュリティクリアランスも上がった、そして反逆的でないインディゴの僕でした。
ちゃんとコンピューターに忠実に動いていれば(最後だけだけど)生きながらえることができるんですねえ。


面白かった。
ただ、決着が付くまでに時間が掛かるのがネック。
正直RPGよりも面白いと思ってしまいました。
「なんで『PARANOIA』なのに協力してんだよ」と不満げだったプレイヤーもいましたが……。