リプレイとセッション

勢い余って宮藤官九郎の『木更津キャッツアイ』のシナリオ集を買ってしまいました。

木更津キャッツアイ (角川文庫)

木更津キャッツアイ (角川文庫)

取り敢えず一話分読んだのですが、読み辛い。
ああこれが、リプレイとセッションや小説の違いなんだな、と思いました。
木更津キャッツアイ』はまだドラマを観ているので読んでいけるんですが、それでも忘れている所なんか、ただセリフを読むだけになってしまって、正直辛い。
当然ですが、舞台があって役者が演技している、というのは非常に重要なことです。再確認。
画が見えないセリフの羅列っていうのがこんなに読み難いとは、そりゃRPGリプレイが読み難いのも当たり前なんでしょう。北村想もはっきりと「戯曲は読み難い」って言っていますし。
だからリプレイでは、もう少し、場面を小説風に描写してくれると嬉しいかなと思います。あれは読者に画を見せつつ苦痛にならないよう進める形式ですから。
ただ、プレイヤーやキャラクターの動きをト書きのように書かれても、あまり変わらないのですが、これはどうしたらいいんだろう。
うーむ。