映画のシナリオを考えてみました

シナリオを考えてみました。
目指すはハリウッドで映画化です。

  • 登場人物

主人公はAさん。正義の人です。守るべき家族持ち。
Aさんの仲良しにJさんという人がいます。暴力が嫌いな優しい人で、Aさんのことを凄く慕っています。
得体の知れない人Kさん。何を考えているか分からず、AさんにもJさんにも不気味がられています。
脇役のCさんとRさん。Kさんの数少ない理解者です。

  • 導入

AさんがJさんの所に遊びに行きます。
Kさんの得体の知れない振る舞いの数々が、さりげなく背景のテレビとかで流れます。
AさんはJさんと出会って喜び、楽しげな場面が演出されます。
と、二人っきりになった所でJさんが悩みを打ち明けます。最近、Kさんがよく分からない威嚇をしてきて困っているのだそうです。
しかしAさん、正義の人ですからきちんとしたことが分かる前に、無闇にKさんを責めることはしません。Kさんと話し合いに行きます。
が、Kさんはそれに応じません。渋々Jさんの許へ帰るAさん。


そして事件は起きます。
AさんがJさんの所に着く前に、KさんがJさんをボコにしてしまったのです。
友人が酷い目に合わされては黙っているわけにいきません。AさんはKさんへの報復を考えるのでした。

  • 展開

報復と言ってもまずはやっぱり話し合いから。しかしJさんをボコったあと姿を隠してしまっているKさんです。
そこでKさんの性格やら居場所やら経歴やらを探ることに。Kさん、なかなかガードが固くて分かりません。
途中、Rさんが立ちはだかります。彼をAさんは正義の理論で説き伏せます。彼はKさんほど変な人ではないので、最終的には改心します。しかしKさんに関する詳しいことはあまり知りません。


Rさんに貰った断片的な情報を元に、再びKさんのことを探るAさん。
と、思いきや。
なんと、Aさん自身の家族が、Kさんによってボコられてしまうのです!
怒りと復讐に燃えるAさん。冷静さも忘れません。家族がボコられた痕跡や目撃証言を元にKさんの居所ややり口を突き止めます。

  • 帰結

戦う準備をしてKさんのところへ向かうAさん。
途中襲って来るCさん。正義の理論で説き伏せようとしますが聞かず、悲しいことに暴力で無力化するしかありませんでした。その時にKさん用の装備は使ってしまいます。
その他数々の障害を乗り越えていよいよKさんの所へ辿り着くAさん。Kさんは「俺はみんなに自分の力を知らしめる必要があるんだ! この世は嘗められたら終わりなんだ! だからお前もやっつけて俺の力をみんなに見せてやる!」とか何とか、よく分からないことを言います。
知恵と勇気でKさんの弱点を突くような戦い方・武器を用いて倒します。

  • 結末

家族を失い、自らもぼろぼろになりながらも、何とかKさんを倒すことにAさんは成功しました。周りのみんなはAさんを讃えてくれます。
特にJさんはもう感謝感激で、これからもAさんに従って、Aさんに守ってもらう約束を交わします。いっそずっと自分の傍にいてくれと。
RさんやCさんはバツの悪そうな顔をしています。でもま、Aさんだって鬼じゃありません。彼らに優しく手を差し延べます。彼らは驚いた顔をしたあと、嬉しそうにその手を握ります。
めでたしめでたし。



Aさんが直面する具体的な障害は、色々調べて書くということで。
話のキモはもちろん、Jさんがボコボコにされること、そして、それを契機に話が動き出すことです。