後日談

後日というか、その日のうちなのですが。
これもやっぱりネタバレ含みます。
多分問題ないとは思いますが。


映画を観終わって寄った本屋、先輩達が『時をかける少女』筒井康孝の原作小説を発見して、「映画に合わせて表紙が変わっている!」と喜んでいました。
後ろから覗き込むと、映画の主人公紺野真琴のおばが、高校生だった頃の写真です。
「何でよりによって、このシーンなんでしょうかね」と僕。
「何でってお前、他にどこを使うんだよ。原作と全然違うじゃん、映画」
「例えば主人公の女の子の絵とか、そういうんでも……」
沈黙。


「やっとs2君と話がずれていた原因が分かりましたよ」と嬉しそうな先輩。
そう、映画に出てきた真琴のおばというのが、原作の主人公芳山和子で、原作の表紙に使うとしたらこの絵しか無いわけなんですね……。
いやあ、不勉強で恥をかきました。
原作読むんで許してください。
時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)