ウール100%

http://www.klockworx.com/wool/
初めて、まともな(=観る前に観る気を失わせない)監督挨拶を見られた映画でした(苦笑)。


街でごみを拾っては持ち帰って、大事にしている双子のおばあさんのお話です。
ある日持ち帰った赤い糸から、女の子が発生。その子は糸で衣服を編むのですが何度も何度も何度も何度も編み直します。


複雑なストーリーでよく分からなかったのですが、《家》+《ごみ》という静止ベクトル*1に捕らわれたおばあさん達が、女の子との交流を通じて、静止ベクトルから解放される話、だったんでしょうか。
パートパートのイメージとか表現はかなりよくて、さすがファンタジーの賞を獲るだけある*2なあという感じだったんですが。技術に走って作品としてまとまっていない印象でした。
あと長かった(笑)。

*1:ワーウルフ:ジ・アポカリプス』参照。

*2:2003年度サンダンスNHK国際映像作家賞受賞。