批判的

ダブルクロス』のキャンペーンをして来ました。
僕は出席率は高くないのですが、トータルで数十セッションくらいやっている物です。


今日は本編の第五話・裏*1……の予定だったのですが、あまりのギャグセッションぶりに「サイドストーリー」に降格されて、第五話はまた別にやることになりました。
シナリオやGMがついギャグっぽいロールプレイをしてしまったことに、降格の原因はあるんでしょうが、それと並んで大きいのは、僕が「批判的」にプレイしてしまったことじゃないかなあ、と反省しています。


ここでいう批判的というのは、よく学問とかで言われる、要素を一々検証するような視点で眺めることです。別に「このシナリオは駄目だ」と非難する視点のことではありません。
非難するつもりでプレイしていれば、そりゃそのセッションが失敗するのは当たり前で、そんなことは議論するまでもありません。
そうではなくて、小説を読むみたいに色々な要素の批評的意味を考えながらプレイすると、「この設定はアリなんだろうか」とか「これは面白がるべきなんだろうか」とか、実にくだらないところまで考えてしまってうまくいかないのです。
少なくとも僕は。


こうして極端に批評的に見てしまうのが多分、萌えを感覚的に理解できない大きな要因なんだろうなあとも思います。余談ですが。


RPGをやるときはもう少し、批判的だなんて古臭い視点は捨て去って、プレイするようにしばらく気を付けたいですね。

*1:大抵本編は、表・裏の二話行われます。